世界陸上で女子やり投げ3連覇に挑む北口榛花(きたぐち はるか)選手。
圧倒的な実力はもちろん、笑顔を絶やさない明るい人柄でも注目を集めています。
この記事では、北口選手の経歴やエピソード、周囲から愛される理由、そして世界陸上2025への思いを紹介します。
北口榛花とは?プロフィールと経歴
北口榛花のプロフィールを紹介します。
・生年月日:1998年3月16日
・出身地:北海道旭川市
・大学:日本大学
・所属:日本航空
中学・高校時代は陸上部に所属し、高校時代にやり投げを始めると一気に才能が開花したようです。
全国高校総体で優勝を経験し、日本大学に進学!
大学時代はスランプに苦しむこともあったようですが、競技を続ける中でチェコへの留学を経験。
海外の指導者との出会いが大きな転機となり、世界の舞台で通用する力をつけました。
現在は日本航空に所属し、日本女子投てき界を代表するアスリートに成長。
これまでの主な実績は以下のとおりです。
・世界陸上2023(ブダペスト):金メダル
・世界陸上2022(オレゴン):金メダル
日本女子投てき種目で史上初の金メダル、さらに連覇という歴史的快挙を達成!
北口榛花が日本大学を選んだ理由と環境
北口選手が日本大学を選んだのは「やり投げを本格的に続けたい」という強い思いからでした。
高校は進学校で、多くの同級生が教員や医師を志す中、彼女は迷わずスポーツ推薦で進学。
「やり投げをやるために大学へ行く」という覚悟を自ら決めたのです。
入学後は「見てもらう選手」ではなく「自分で行動する選手」になることを意識したそうです。
自らチェコのコーチに連絡し、指導を受けるなど積極的に環境を切り開きました。
この行動力はの北口榛花選手の人柄をよく表していまると言えますね。
また、日本大学については「自由にやらせてもらえる場所だった」と語っており、先生や仲間との関係にも恵まれました。
大学で得た自主性と環境が、後の世界的な活躍につながったといえます。
北口榛花の人柄がわかるエピソード
北口榛花の明るい人柄と周囲からの評価
北口榛花選手の大きな魅力は、記録や実績にとどまらず、いつも周囲を明るくする人柄です。
インタビューでは笑顔を絶やさず、結果に関わらず前向きなコメントを残してきました。
・チームメイトやコーチからは「場を明るくしてくれる存在」と評価されている
・SNSでも自然体でユーモアある投稿を発信し、ファンとの距離が近い
また、大学時代にケガやスランプに苦しんだ際も「落ち込むより、できることを楽しもう」と気持ちを切り替えた姿勢が印象的です。
自ら環境を変えるためにチェコに渡り、慣れない言語や文化にも笑顔で対応。前向きな人柄が周囲の信頼を引き寄せ、成長の糧となりました。

明るさと前向きさ、そして仲間からの評価。これらが北口選手を“応援したくなる存在”にしている大きな理由ですね!
挫折からの復活と人柄の強さ
世界陸上連覇を目指す北口榛花「負けるもんか」…右ひじ故障から復調への明るい兆し
— 読売スポーツニュース (@YOL_sports) September 4, 2025
https://t.co/exwwC7ynEF #北口榛花選手 #陸上世界選手権東京大会 #世界陸上
挫折から復活までに見えた人柄
大学2年生の時、北口選手は右肘靱帯のケガという大きな試練に直面しました。
しかし彼女は、メンタルの強さと笑顔を武器に再起を図ります 。
右肘靭帯を損傷する大きな怪我を負いながらも持ち前のメンタル強さで復活した北口榛花選手。大学2年生で出場した日本学生陸上競技対校選手権大会では、大会新記録を出して優勝しました。
引用元:Re Departure
また、コーチが離職し、やり投げの専門的な指導が受けられない時期には自ら行動を起こし、指導を受けたいとコーチに直接メールを送るなどの積極性を発揮。



不慣れな英語でも、メールを送り続けて熱意が伝わったそうです!
その結果、単身でチェコに渡り、1ヶ月に及ぶ修行を経験したのです 。
その異国の地でも、言語の壁や生活環境の違いに苦しみながらも、北口選手は持ち前の明るさと笑顔で周囲の信頼を得て、ついには応援を受ける存在に。
努力と人間的な魅力が融合した姿勢が、その後の記録更新と世界での飛躍につながったのでしょう 。
「誰もやっていないことを自分で選んでやりましたし、誰もできなかった結果にたどり着けて嬉しい」と話した北口榛花選手。自らの強い意志とポジティブな行動で練習拠点をチェコに移し、日本人やり投げ選手として誰もやったことがないことを実践したのです。
引用元:Re Departure
世界陸上2025への思い
北口榛花選手は、2025年東京大会で女子やり投げ史上初となる3連覇に挑みます。
母国開催という特別な舞台に立つこともあり、日本陸上界から大きな期待が寄せられていますね。
北口榛花選手は過度なプレッシャーを背負い込むのではなく、これまで通りの前向きな姿勢で臨むのが特徴と言えます。
北口榛花選手の透明感がスゴく好き。
— こずも (@cosmic_dancer11) June 13, 2025
安藤サクラさんもすごい透明感で大好きな女優さんの1人だけど、年齢や経験や自分を表現する仕方が違うからね。
北口選手が笑顔だとこっちも笑っちゃう。
今日体調悪くて元気ない
— ᑭᑌᖇIᑕO (@PURICO0806) May 19, 2025
でも今TVで北口榛花選手の笑顔見た瞬間だけで 体がホワッとして 痛みから一瞬だけ解放された



北口榛花選手の笑顔で元気づけられている人たちが多くいることがわかりますね。こっちまで笑顔になってしまいますね!
金メダルを期待される立場でも、笑顔を絶やさず「全力で楽しむ」と語るスタイルは、彼女の大きな魅力ともいえるでしょう。
世界陸上2025でも、その明るさがプレッシャーを力に変えるのではないでしょうか。
まとめ|北口榛花が愛される理由
北口榛花選手は、ただ世界陸上で結果を残す強い選手というだけではありません。
- 勝っても負けても笑顔を見せる明るい人柄
- 仲間やコーチから「場を明るくする存在」と評価される性格
- 大学時代のスランプやケガを前向きに乗り越えた強さ
- 自ら海外に挑戦し、行動力で環境を切り開いた積極性
- 「楽しんで投げたい」「応援してくれる人に笑顔を届けたい」と語るポジティブな姿勢
こうした人柄が、多くのファンから「応援したい」と思わせる大きな理由と言えるでしょう。
世界陸上2025では史上初の3連覇という歴史的偉業に挑む北口選手。
結果以上に、彼女がどんな笑顔で大舞台を戦い抜くのか、多くの人が期待を込めて見守っています。
圧倒的な実力だけでなく、笑顔あふれる人柄、挫折を乗り越えてきた強さ、周囲を明るくするポジティブな性格。
北口榛花選手は「競技の強さ」と「人としての魅力」を兼ね備えた稀有な存在。
世界陸上2025での活躍に、日本中が期待を寄せています。