
坂井隆一郎選手の年収って、実際どれくらいなの?
世界で戦うトップスプリンターでありながら、実業団で働く社会人という一面も持つ坂井隆一郎選手。
そんな彼の収入の仕組みや、賞金・スポンサーとの関係が気になる人も多いのではないでしょうか。
今回は以下のポイントを詳しく紹介します!
- 坂井隆一郎選手の年収の内訳(給与+賞金)
- ナイキとのスポンサー契約の実態
- パリ五輪でメダルを獲得した場合の報奨金の金額
- 引退後の働き方や収入の将来性
「会社員×アスリート」という異色のスタイルで活躍する坂井隆一郎選手の収入事情を、わかりやすく解説していきます!
坂井隆一郎の年収はいくら?
坂井隆一郎選手の年収は約500万〜800万円程度と推定されます。
理由は以下の通りです
- 正社員としての給与(東京ガス)
- 大会での賞金・報奨金
- スポンサー契約(あれば)
- テレビ出演などのメディア活動
陸上選手はプロ野球選手のように“年俸制”ではなく、企業からの給与+実績による報奨金という形式が基本のようです。
坂井隆一郎の収入はいくら?実業団選手の年収を徹底調査!
坂井隆一郎選手の主な収入源は、所属先である「大阪ガス」からの給与です。
大阪ガスの25〜29歳社員の平均年収は約530万円とされており、坂井隆一郎選手もこれに近い額を得ていると考えられます。
競技に加えて人事総務部での業務もこなす正社員として勤務している
安定した収入を得ながら競技生活を送っているようです。
実業団選手と一言で言っても、その働き方には大きく2つのパターンがあります。
それが「正社員」と「契約社員」という立場の違いです。
・正社員の場合:配属された部署で通常業務を行ったうえで、練習や大会に参加します。つまり、会社員としての仕事とアスリート活動を両立するスタイルです。
・契約社員の場合:競技に集中するための特別契約で、業務は行わず、練習と大会に専念するのが一般的です。
坂井隆一郎選手は、正社員として人事総務部で働いていることが公表されています。
そしてこの「正社員」であることは、競技引退後の人生にも大きく関係してきます。
引退後もそのまま会社に残ることができるので、長期的に見て収入が安定しやすいという大きなメリットがあるのです。
坂井隆一郎の年収・スポンサー契約は?
スポーツ選手の収入といえば企業、スポンサー契約も大きな柱ですよね。
では、坂井隆一郎選手にもそうした支援があるのでしょうか?
ナイキとの関係は提供のみ?金銭契約はある?
坂井隆一郎選手と聞いて、ナイキのシューズを履いている姿を思い浮かべる人も多いと思います。
実際、坂井隆一郎選手はナイキからシューズの提供を受けているアスリートの一人です。
ただし、現在金銭的なスポンサー契約は結ばれていないと見られています。
これはどういうことかというと、ナイキからのサポートは「製品提供のみ」で、使用することで直接的なお金が入るわけではないということです。
「スポンサー料」という意味では、坂井隆一郎選手はまだそのステージには到達していないようです。
では今後、スポンサー契約が拡大する可能性はあるのでしょうか?
今後スポンサーが増える可能性は?
結論から言うと、スポンサーがつく可能性はかなり高いと思われます。
坂井隆一郎選手は2023年・2024年と2年連続で日本選手権の100メートルを制し、パリ五輪にも出場されました。
実際に同じ日本代表選手の桐生祥秀選手は、アシックスや健康飲料メーカーなど複数のスポンサーと契約しており、年収1,000万円超えと言われているのです。



坂井隆一郎選手にも、そのポテンシャルは十分にあるといえますね
坂井隆一郎の年収・稼いだ賞金はいくら?2024年の実績から予測!
企業からの給与に加えて、坂井隆一郎選手が得ているもう一つの重要な収入源が「大会の賞金」です。
2024年の実績をもとに、どれくらいの賞金を獲得しているのか、そして五輪でメダルを取った場合にはどんな報奨金があるのか、詳しく解説します!
国内大会の優勝賞金はどのくらい?
2024年、坂井隆一郎選手は日本陸上競技選手権の男子100メートルで優勝しています。
この大会の賞金額は公表されていない部分もありますが、参考になるのが「セイコーゴールデングランプリ陸上2024」。
こちらは同じく国内の大規模大会で、優勝賞金は5,000ドル(約79万円)と発表されています。
坂井隆一郎選手は男子100メートルで準優勝を獲得。
2位は3,000ドル(約40万)とのことです。
また、ダイヤモンドリーグのような国際大会でのリレー優勝では、チーム全体で賞金が支給される場合があり、2024年のリレー侍の優勝時には4人で480万円(1人あたり約120万円)の賞金を得たとも言われています。
つまり、賞金だけで見ても年間200万円前後の可能性がありますね。


五輪でメダルを獲得した場合の報奨金は?
パリ五輪で坂井隆一郎選手がメダルを獲得した場合、かなりの報奨金が手に入ることになります。
具体的には、以下の通りです。
- JOC(日本オリンピック委員会)
- 金メダル:500万円
- 銀メダル:200万円
- 銅メダル:100万円
- 日本陸上競技連盟
- 金メダル:300万円
- 銀メダル:200万円
- 銅メダル:100万円
- 世界陸連(World Athletics)
- 金メダル:5万ドル(約770万円)
しかし坂井選手は2024年パリ五輪に日本代表として出場しましたが、メダル獲得には至りませんでした。
ただし国際大会での経験や注目度の上昇により、今後の活躍やスポンサー獲得のチャンスは十分残されています。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- 坂井隆一郎選手の年収は約500〜600万円と推定される
- 主な収入源は大阪ガスからの給与(約530万円)
- 国内大会の賞金で年間約80〜100万円を獲得している可能性あり
- ナイキからはシューズ提供のみで金銭契約はなし
坂井隆一郎選手の年収は、現時点では企業給与+賞金が中心ですが、今後の活躍次第ではスポンサー契約や副収入で大きく増える可能性があります。
「働きながら世界を目指す」彼の姿は、多くの人に勇気を与えてくれますね。